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十二運星とは?12の星の意味と早見表、自分の星の調べ方

 こよみ狐 編集部

芽から花へと育つ小さな絵に囲まれて座る白いきつね

四柱推命の命式を見ていると、「長生」「帝旺」「墓」といった少し変わった言葉が並んでいることがあります。これが十二運星(じゅうにうんせい)です。日本の四柱推命の本や占いサイトでは、性格を読むときの手がかりとしてとても人気があります。

十二運星は、エネルギーの強さの移り変わりを、人が生まれてから眠りにつき、また生まれ変わるまでの12段階にたとえたものです。この記事では、12の星それぞれの意味と、自分の星の調べ方を紹介します。

十二運星とは?

十二運星は、日干(生まれた日の天干)が、命式のそれぞれの十二支の上でどれくらいの勢いを持つかを表したものです。たとえば同じ十二支でも、日干が甲の人と丙の人では、そこで受け取る勢いが違います。

12の段階は、次のような人の一生の流れになっています。

十二運星読み人生のたとえエネルギー
胎たいお腹に宿る弱
養ようお腹の中で育つ中
長生ちょうせい生まれる強
沐浴もくよく産湯につかる幼い時期中
冠帯かんたい成人して世に出る強
建禄けんろく社会で働き盛り強
帝旺ていおう人生の頂点最強
衰すい落ち着いた熟年期中
病びょう体が弱る時期弱
死し肉体を離れる弱
墓ぼお墓に眠る中
絶ぜつ魂だけになる最弱

「病」「死」「墓」といった名前にどきっとするかもしれませんが、良い悪いを表すものではありません。エネルギーの使い方の違い、と考えてください。たとえば帝旺は力強い一方で、我が強く出やすい面もあります。反対に「死」や「墓」には、落ち着きや探究心、物事を大切に守る力があるとされます。

12の星の意味と性格

長生:素直で育ちのよい星

生まれたばかりの赤ちゃんのように、素直でおっとりとした星です。周りからかわいがられ、学んだことを着実に吸収していきます。穏やかに長く続けることが得意です。

沐浴:自由で感受性の強い星

産湯につかる幼い時期で、好奇心が旺盛で気分が変わりやすい星です。おしゃれや流行に敏感で、新しい環境にもすぐに飛び込んでいけます。ひとつのところに縛られるのは苦手です。

冠帯:華やかで負けず嫌いな星

成人して社会に出る時期。自信と行動力があり、人前に立つと輝きます。プライドが高く、負けず嫌いなところも。勢いのあまり突っ走らないよう、ひと呼吸おくと力が生きます。

建禄:堅実で自立した星

働き盛りの時期で、地に足のついた堅実な星です。自分の力でこつこつと築いていくことができ、責任感も強いタイプ。人に頼るより、自分でやったほうが早いと考えがちです。

帝旺:頂点に立つリーダーの星

12の中でいちばんエネルギーが強い星です。統率力があり、周りを引っ張っていく力があります。そのぶん自分を曲げにくく、頑固に見られることも。人の意見を取り入れる柔らかさがあると、さらに大きな力になります。

衰:落ち着きのある大人の星

頂点を過ぎた熟年期で、経験に裏打ちされた落ち着きがある星です。無理をせず、ものごとを冷静に判断できます。控えめですが、周りを支える力はとても大きいタイプです。

病:感受性と想像力の星

体が弱る時期ですが、そのぶん心が繊細になり、想像力や共感力が豊かになる星です。芸術やケアの仕事、人の心に寄り添う場面で力を発揮します。

死:集中力と探究心の星

動きが止まる時期で、ひとつのことに深く集中する力を持つ星です。表に出るより、専門分野を極めていくのが得意。静かで落ち着いた印象を与えます。

墓:守る力と蓄える力の星

お墓に眠る時期で、大切なものを守り、蓄えていく星です。家族やご先祖を大事にし、お金や知識もこつこつ貯めていけます。慎重で、変化より安定を好みます。

絶:ひらめきと転機の星

いちばんエネルギーが弱い時期ですが、ここから次の生へ向かう、切り替わりの星でもあります。発想が自由でひらめきに富み、人生で大きな転機を何度か経験しやすいタイプ。気持ちの浮き沈みには少し気をつけたいところです。

胎:可能性を秘めた星

新しい命が宿る時期で、好奇心と可能性にあふれた星です。いろいろなことに興味を持ち、新しいことを始めるのが好き。ひとつに決めるまで迷いやすい面もあります。

養:大切に育てられる星

お腹の中で守られて育つ時期で、人から可愛がられ、助けてもらいやすい星です。おだやかで人当たりがよく、家庭的なあたたかさがあります。

自分の十二運星の調べ方

十二運星は、日干と、命式のそれぞれの柱の十二支の組み合わせで決まります。性格を見るときに特に大事にされるのは、日柱の十二支(日支)との組み合わせです。

まず無料の命式で自分の日干と、4つの柱の十二支を確かめてください。そのうえで下の早見表を見て、日干の行と十二支の列が交わるところが、その柱の十二運星です。

日干子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥
甲沐浴冠帯建禄帝旺衰病死墓絶胎養長生
乙病衰帝旺建禄冠帯沐浴長生養胎絶墓死
丙胎養長生沐浴冠帯建禄帝旺衰病死墓絶
丁絶墓死病衰帝旺建禄冠帯沐浴長生養胎
戊胎養長生沐浴冠帯建禄帝旺衰病死墓絶
己絶墓死病衰帝旺建禄冠帯沐浴長生養胎
庚死墓絶胎養長生沐浴冠帯建禄帝旺衰病
辛長生養胎絶墓死病衰帝旺建禄冠帯沐浴
壬帝旺衰病死墓絶胎養長生沐浴冠帯建禄
癸建禄冠帯沐浴長生養胎絶墓死病衰帝旺

たとえば日柱が「甲子」の人は、甲の行と子の列が交わる沐浴が日支の十二運星になります。

なお、陰の日干(乙・丁・己・辛・癸)は陽の日干と逆の順番で巡る、という考え方でこの表を作っています。陰の干も陽の干と同じ順番で数える流派もあり、本によって星が違うことがあるのはそのためです。

柱ごとの十二運星が表すもの

十二運星は4つの柱すべてに出てきます。それぞれの柱が表すものと重ねて読むと、より立体的になります。

  • 年柱:幼いころの環境や、ご先祖・家系から受け継いだもの
  • 月柱:社会での顔、仕事のスタイル、青年期
  • 日柱:自分自身の本質や、パートナーとの関係
  • 時柱:晩年や、子ども・次の世代とのかかわり

4つの柱の役割については命式の見方入門で詳しく紹介しています。

十二運星と大運・年運

十二運星は、生まれたときの命式だけでなく、運の流れを見るときにも使えます。今いる大運や、その年の十二支と自分の日干の組み合わせを早見表で見ると、その時期にどれくらいエネルギーが出やすいかの目安になります。

たとえば2027年は未年です。甲の日干にとって未は「墓」、丙の日干にとっては「衰」、丁の日干にとっては「冠帯」になります。

十二運星だけで判断しないこと

十二運星は覚えやすく、性格をイメージしやすいのが魅力です。ただし、四柱推命の読み方の中では補助的な道具のひとつ。韓国のサジュでも「십이운성(シビウンソン)」として使われますが、性格や運を読むときは五行のバランスや通変星を中心に見て、十二運星はそれを補う目安として扱うことが多いです。

エネルギーが強い星が良くて、弱い星が悪いということもありません。自分の星の持ち味を知って、得意な場面で生かしていくための手がかりとして使ってみてください。

まとめ

  • 十二運星は、日干のエネルギーの強さを人の一生の12段階にたとえたもの
  • 長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養の12種類
  • 日干と十二支の組み合わせで決まり、特に日支の星が性格をよく表すとされる
  • 名前の印象で良し悪しを決めず、エネルギーの使い方の違いとして読む

まずは無料の命式で日干と十二支を確かめて、早見表で自分の星を探してみてください。命式全体から性格と運の流れをまとめて読み解いた鑑定書もご用意しています。