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天中殺(空亡)とは?調べ方と6つのタイプ、2026〜2027年に当たる人

 こよみ狐 編集部

夕暮れの山あいで、灯りのともる提灯を静かに見上げる白いきつね

「天中殺(てんちゅうさつ)」という言葉を聞くと、なんとなく怖いイメージを持つ方も多いかもしれません。四柱推命では同じ考え方を「空亡(くうぼう)」と呼びます。韓国のサジュでも「공망(コンマン)」として使われる、とても古い考え方です。

天中殺は、決して「不幸が来る時期」という意味ではありません。この記事では、天中殺(空亡)が何を表すのか、自分のタイプの調べ方、そしてどんな年や月が天中殺にあたるのかを順番に整理していきます。

天中殺(空亡)とは?

十干は甲から癸までの10種類、十二支は子から亥までの12種類です。干支はこの2つを順番に組み合わせて数えるので、10日(10年)ひと回りすると、十二支のほうは2つ余ってしまいます。

たとえば甲子から始まる10日間は、甲子・乙丑・丙寅……癸酉と進み、十二支は子から酉までしか使われません。残った戌と亥には組み合わせる天干がない。この「天の干が欠けた2つの支」が空亡で、算命学ではこれを天中殺と呼んでいます。

天干は「天の気」、つまり上から支える力にたとえられます。その支えがない時期なので、天中殺は「いつもの後ろ盾が薄くなる時期」「自分の力だけでは思いどおりに進みにくい時期」と読むのが基本です。

6つのタイプと調べ方

天中殺のタイプは、生まれた日の干支(日柱)がどの10日間のグループに入るかで決まります。グループは全部で6つあり、それぞれ欠ける十二支が異なります。

まず無料の命式で自分の日柱を確かめて、下の表から探してみてください。

日柱タイプ
甲子・乙丑・丙寅・丁卯・戊辰・己巳・庚午・辛未・壬申・癸酉戌亥天中殺
甲戌・乙亥・丙子・丁丑・戊寅・己卯・庚辰・辛巳・壬午・癸未申酉天中殺
甲申・乙酉・丙戌・丁亥・戊子・己丑・庚寅・辛卯・壬辰・癸巳午未天中殺
甲午・乙未・丙申・丁酉・戊戌・己亥・庚子・辛丑・壬寅・癸卯辰巳天中殺
甲辰・乙巳・丙午・丁未・戊申・己酉・庚戌・辛亥・壬子・癸丑寅卯天中殺
甲寅・乙卯・丙辰・丁巳・戊午・己未・庚申・辛酉・壬戌・癸亥子丑天中殺

なお、こよみ狐の命式は韓国式に合わせて23時で日付を切り替えています。23時台に生まれた方は、0時切り替えのサイトと日柱が変わることがあり、その場合は天中殺のタイプも変わります。理由は出生地補正と23時の日付切り替えの記事で説明しています。

天中殺の年はいつ?タイプ別の一覧

自分の天中殺にあたる十二支が巡ってくる年が「天中殺の年」です。2年続けて巡ってくるのが特徴で、12年に一度やってきます。

タイプ直近の天中殺の年
辰巳天中殺2024年・2025年(終わったばかり)
午未天中殺2026年・2027年(いま)
申酉天中殺2028年・2029年
戌亥天中殺2030年・2031年
子丑天中殺2032年・2033年
寅卯天中殺2034年・2035年

四柱推命の1年は立春から始まるので、たとえば2026年の天中殺は2026年2月4日ごろから、2027年の天中殺は2028年2月3日ごろまで続くと考えます。

天中殺の月:毎年2か月ずつ巡ってくる

年だけでなく、月にも天中殺があります。1年のうち、自分のタイプの十二支にあたる2か月がそれにあたります。月の区切りは毎月1日ではなく、節入りの日です。

タイプ天中殺の月(毎年のおおよその期間)
子丑天中殺12月7日ごろ〜2月3日ごろ
寅卯天中殺2月4日ごろ〜4月4日ごろ
辰巳天中殺4月5日ごろ〜6月5日ごろ
午未天中殺6月6日ごろ〜8月7日ごろ
申酉天中殺8月8日ごろ〜10月7日ごろ
戌亥天中殺10月8日ごろ〜12月6日ごろ

節入りの日は年によって1日ほど前後します。正確な日付は2027年の運勢の記事にある月運の一覧も参考にしてください。

天中殺の時期の過ごし方

天中殺は「何をしてもうまくいかない時期」ではありません。いつもの後ろ盾が薄くなるぶん、勢いだけで大きく動くと、思わぬところでつまずきやすい時期と考えます。そのため、昔から次のようなことは慎重に、と言われてきました。

  • 新しい事業を始める、独立する
  • 家を建てる、大きな買い物をする
  • 自分から大きく環境を変える

反対に、この時期に向いているのは次のようなことです。

  • これまで続けてきたことを丁寧に仕上げる
  • 学び直しや資格の勉強など、内側を育てること
  • 体と心を休め、生活の土台を整えること
  • 周りから頼まれたことや、自然な流れでやってきた話に応じること

自分から無理に動くのではなく、流れに乗って受け身で動くくらいがちょうどよい、というのが天中殺の時期の基本的な考え方です。もちろん、天中殺の時期に結婚や転職をして幸せに暮らしている人もたくさんいます。「この時期はいつもより準備を念入りに」という目安として受け取ってください。

2026〜2027年が天中殺の人へ

2026年の丙午、2027年の丁未は、どちらも午未天中殺の人にとっての天中殺の年です。日柱が甲申・乙酉・丙戌・丁亥・戊子・己丑・庚寅・辛卯・壬辰・癸巳の方があてはまります。

さらに2027年は、6月6日ごろからの午の月、7月7日ごろからの未の月が重なり、天中殺の年の中の天中殺の月になります。大きな決断はこの時期を避けて、秋以降に回すなど、時間に余裕を持って計画するとよいでしょう。

2028年の立春を過ぎると天中殺は明けます。この2年間で積み重ねた学びや準備は、明けたあとに動き出すときの大きな力になります。

天中殺だけで判断しないことも大切

天中殺の影響の出方は、人によってかなり違います。命式全体のバランスや、そのときの大運によっては、ほとんど気にならない人もいます。また、流派によって天中殺の考え方や重みづけは異なり、韓国のサジュでは空亡をひとつの補助的な目安として扱うことが多いようです。

天中殺はあくまで「いつもより慎重に」というサインのひとつ。10年単位の大きな流れについては大運とは?の記事もあわせて読んでみてください。

まとめ

  • 天中殺(空亡)は、干支を数えるときに天干と組み合わせられず余る2つの十二支のこと
  • タイプは日柱で決まり、戌亥・申酉・午未・辰巳・寅卯・子丑の6つ
  • 天中殺の年は12年に一度、2年続けて巡ってくる。月は毎年2か月
  • 2026〜2027年は午未天中殺の人にとっての天中殺の年
  • 不幸の時期ではなく、大きく動くより内側を整えるのに向いた時期

まずは無料の命式で日柱を確かめて、自分のタイプを探してみてください。あなたの命式と大運をふまえて1年の流れを読み解いた「2027年の運勢」は、鑑定書のページからお申し込みいただけます。